こんにちは。新宿区議会議員の渡辺やすしです。
先日、新宿区議会令和8年第一回定例会で、新宿区予算案は上程され、区長提案の原案が可決しました。
私は令和6年度予算案では、一般会計特別会計とも反対、令和7年度予算案では一般会計に賛成・特別反対という議案態度でしたが、令和8年度予算案では、一般会計・特別会計とも賛成しました。私は首長与党の議員ではないので、二元代表制の基本どおり、区長提案予算を賛成ありき、反対ありきで審議するのではなく、私に票を投じてくださった方の「世代間格差是正・税金の無駄遣いをストップ」という予算要望がどの程度、予算案に反映されているかを是々非々で判断しています。
令和8年度予算案には、私の要望が多く反映されているため、賛成しました。以下、具体的に私の要望がどのように反映されたのかを解説します。
まず、前提として、私が予算編成の前に区長に対して提出した「予算要望書」をご確認ください。さまざまな会派は予算編成の前提として区長に対して、予算要望書を出します。それが予算に反映されれば予算に賛成、反映されていなければ予算に反対というのが、区民に対してわかりやすいと思うのですが、私が確認している限り予算要望書を公開している会派は私が設立した「現役世代に優しい新宿・減税の会」だけです。
まず、個別的な提案の前に、予算全体の方向性についてです。
今回の令和8年当初予算案は、一般会計の予算規模は1878億円で前年比6億円0.3%減となり、財源不足額として取り崩す財政調整基金からの繰入金は15億円で、前年比32億円67.6%減となりました。令和2年度当初予算案では39億円、3年度は82億円、4年度は84億円、5年度は60億円の財政調整基金繰入金の計上ですから、近年では最小の繰入金で、実質単年度収支を黒字へと転換すべきだという区の姿勢を一定程度評価します。
このように財政が健全化した背景には、一次経費の物件費に1%のマイナスシーリングを設定して2億7900万円を削減し、3億8500万円の事業見直しが行われました。前年度と比較し150億円の歳出増にも関わらず、わずか3000万円の事業見直しに留まっていた2年前の令和6年度当初予算案と比較しても、新宿区においてある程度、歳出改革が進んでいると考えます。私は令和5年度、6年度と実質単年度収支が赤字となっている新宿区財政の状況に警鐘を鳴らし、本会議、予算特別委員会、決算特別委員会、予算要望書でも歳出改革ー具体的には不要な事務事業の見直しーを訴えてきましたから、渡辺やすしの議会活動と今回の予算編成方針は大きくは一致していると言えます。
2年前の令和6年度予算案の本会議の議決では、歳出改革が全く進んでいないとして、反対討論を行いましたから、この2年間で渡辺やすしの主張は大きく議会に影響を与えたと言えます。
以下では、具体的に、今回の予算案に反映された、渡辺やすしの議会活動を提案します。
特筆すべき、最大の成果は、すでにご報告しているように、特別会計から使われないような無駄な予算約1800万円が削減されたことです。
これは昨年、予算特別委員会での、資料要求による渡辺やすしの独自調査により、「執行率が低い事務事業が特別会計に隠れている」問題を初めて発見。その後令和7年第三回定例会でも取り上げるなど、粘り強く議会活動を重ね、このたび予算案より約1800万円が削減されることになりました。
また、令和7年定例会で取り上げた、子どもたちの健康を守る受動喫煙対策についても大きな成果がありました。
私の議会質問に対し、区長が約束した「路上喫煙禁止パトロールの強化」は、路上喫煙が多発する高田馬場ロータリーに夜間に新たに監視員を張り付けることになりました。担当課によるその監視員はさかえ通りなど、駅周辺も定期的に見回り、路上喫煙を指導するそうです。1693万円の予算があらたに盛り込まれています。

また、決算特別委員会で取り上げた、「新宿区の、日本人に比べ外国人が20%も収入率(収入率)が低い国民健康保険料滞納問題」でも大きな成果がありました。こちらは、渡辺やすしの質疑をきっかけとして、初めて国籍別の滞納率が公表されるなど、外国人滞納問題の見える化が進み、昨年8月14日放送のテレビ朝日系「グッド!モーニング」にも取材いただきました。

令和8年度から外国から新宿区に移り住んだ人への保険料前納制が導入され、区民の税金から穴埋めしていた国民健康保険の滞納状況が大きく改善されることが期待されます。
その他、令和7年5月27日の文教子ども家庭委員会で質疑を行った、「戸塚第一小学校学童クラブが過密になっている問題」についても、本年度から学童クラブが拡充することで改善されることになりました。
これからも、渡辺やすしは、エビデンスに基づいた議会質疑で、税金の無駄遣いや子育て世代の当事者のとしての問題意識を、確実に予算に反映させていきます!











