議会活動

新宿区ベビーシッター助成制度がネット申請できるように改善!渡辺やすしの昨年の一般質問が着実な成果に!

こんにちは。

新宿区議会議員の渡辺やすしです。

 私が昨年から取り組んでいる「新宿区ベビーシッター利用支援事業」で、保護者が助成金を申請する際に紙での煩雑な申請が、令和6年度中に電子申請できるように改善が図られたので、ご報告します。昨年9月の議会で、渡辺やすしが区長に改善を求めていた事案で、6月13日の令和6年新宿区議会第2回定例会(議会)で、他会派からの議員の質問に対し、区長が明言しました。


 新宿区では昨年、4月から「新宿区ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」をスタートさせました。0歳から6歳の保護者に対し、所得制限や理由を問わず、24時間365日ベビーシッター費用を助成する制度で、児童一人当たり年間144時間まで利用可能です。就労や介護といった理由だけでなく、趣味の外出のため使用できますし、子どもを保育園に預けていない専業主婦の方でももちろん利用かのうです。日中は1時間2500円、夜間は3500円の助成金が支払われるため、年間で最大50万円以上の助成金を受け取れます。

 制度開始当初は、子育て支援策として有効な施策であるにも関わらず、受益者である0歳から6歳児の保護者にほとんど知られていないという問題がありました。

 そこで、議員に当選してすぐに、この制度について、私がTwitterで紹介したところ、1000ファボ&関連ツイートあわせて100万表示と「バズ」を呼び、Yahoo!ニュースにも掲載され、「私のTwitterによって、はじめてこの制度を知った」という声も多数寄せられました。

 さらに、昨年9月の、新宿区議会第三回定例会(議会)では、ベビーシッター助成制度が広報不足であるという問題を区長に糺し、従来の母子手帳配布時に加え、1歳児と3歳児検診の際にはこの制度の案内するチラシを直接保護者に配布するなど、広報の点での改善が行われました。その結果、制度の周知を進み、令和5年度は想定の約4倍の総利用時間となり、令和6年度では予算規模が3倍に拡大することになりました。

 

 昨年の9月の定例会では、広報不足以外に、ベビーシッター助成金を申請する際の手続き上の煩雑さについても、糺しました。

 この制度はまず、新宿区に認定された事業者と保護者が契約して利用料金を支払い、その後、領収書やベビーシッター制度を実際に利用した証明書などを新宿区に送って、支払った利用料金分に該当する助成金が、新宿区から保護者の口座に振り込まれるという手続きになります。ベビーシッター業者との契約はすべてネットで完結するにもかかわらず、保護者から新宿区に助成金を請求する際はすべて紙での申請だったため、手続きが煩雑になるという問題点がありました。

 私自身、1歳児の保護者として、昨年この制度を満額144時間利用しましたが、申請に必要なベビーシッター会社からデータで送付されているシッターの資格証明や利用詳細や領収書を、計50枚程度プリントアウトするムダ作業も発生し、申請書類の作成に2時間以上、時間が浪費されました。同様の相談は、多くの区民の方から寄せられていました。そこで、昨年、9月の定例会で電子申請で完結するよう区長に要求したところ、「利用者の利便性向上のため、東京電子自治体共同運営電子申請サービスを活用し、申請手続をインターネットで完結できるよう検討していきます」と前向きな答弁を引き出しました。

 そして、6月12日の令和6年度第二回定例会で、他会派の議員のからの質問に対し、「令和6年度中に電子申請が可能になります」と区長が明言しました。

 他にも、従来は1時間ごとの申請しかできず、例えば1時間30分ベビーシッターを利用した場合は1時間分しか申請できないという問題もありましたが、こちらも本年度から改善し、端数での申請もできるようになりました。これも多くの保護者から住民相談が寄せられていたので、大きな改善です。

 

 これからも渡辺やすしは、子育て世代の当事者として、新宿区の子育て支援策がさらに便利で、有効なものとなっていくよう働きかけていきます。皆様も子育て施策に関する疑問やお困りごとがあればお気軽に公式LINEまでお寄せください。

 6月23日(日)は、「新宿区議会議員・渡辺やすしと飲むバー」も開催します。今回の成果についてもお話するので、ぜひ、お気軽にいらっしゃてください。

 

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