議会活動

2月26日の新宿区議会本会議で、保育園保護者のシーツ持ち帰り過剰負担問題について再び切り込みます!

こんにちは。新宿区議会議員の渡辺やすしです。

2月27日から開催される予算特別委員会に、先立ち、2月25日、26日には本会議が開かれ、代表質問・一般質問が行われます。

 

 

今回の一般質問では「生物多様性保全のために、森林に対して新宿区が果たすべき役割について」、
「 再び、保育施設でのシーツ等の持ち帰りが保護者の過大な負担になっている現状について」を区長に糺します。今回は、「生物多様性保全のために、森林に対して新宿区が果たすべき役割について」解説します。

 前回は「生物多様性保全のために、森林に対して新宿区が果たすべき役割について」解説しました。

本日は「 再び、保育施設でのシーツ等の持ち帰りが保護者の過大な負担になっている現状について」解説します。

 新宿区の保育園で登園時のシーツや布団カバーの運搬およびその週末の洗濯が保護者の過剰な負担になっているという問題について、渡辺やすしは2023年11月に新宿区議会の歴史上はじめて、議会で取り上げました。

 

 具体的には、保護者の方から渡辺康に寄せられた声をもとに、令和5年第4回定例会において、区立保育園や子ども園などの保育施設で使用する午睡用のシーツや布団カバーの、保護者による運搬や、自宅での洗濯が、保護者の過大な負担になっている現状について、渡辺やすしは一般質問しました。

 これらの作業を新宿区は、衛生管理の観点から保護者に求めていますが、ある区立保育施設の場合、敷布団用シーツ、敷布団用タオルシーツ、おねしょ対策の防水シーツ、掛け布団として使用するタオルケットと、隔週交換だったりはするものの、週末と週初めは大量の荷物の持ち帰りや交換が必要です。登園時には園児が使用する肌着や着替えに加え、これら大量の荷物を持ちながら、徒歩や自転車で登園するため、保護者や園児の安全性が脅かされます。さらに、週末に大量の洗濯は多忙な保護者にとって大きな手間や負担になるため、運用の改善を求めました。区長からは、「(保護者は)一定の負担感をお持ちである」と答弁があり、課題意識の共有を確認しました。

 その後、この問題については、令和6年の予算特別委員会では田中ゆきえ議員(新宿区議会立憲フォーラム)、令和6年の決算特別委員会では下村治夫議員(自由民主党新宿区議会議員団)より改善を求める質疑が行われ、会派を越えて議会全体に、課題意識が広がっており、一刻も早い解決が求められます。

 そこで、以下、4点を区長に対して問います。

  • 新宿区として、保育園の園児送迎時の大量のシーツ等の持ち帰りが保護者にとって大きな手間となり、登園時の安全性や保護者の負担感の観点から課題であるという認識をお持ちですか?
  • 令和7年度より区立保育施設では、園児送迎時の荷物を軽減させるため、午睡用シーツ等の運用をどのように改善されますか?その改善は、登園時の安全性の向上や、保護者の手間や負担の軽減に繋がるとお考えですか?
  • さらに、全国の自治体に先駆けて、午睡用寝具の洗濯や寝具掛けを業者委託するなどで、手ぶら登園を実現されるつもりはありますか?保護者負担なしでの実施が望ましいですが、無償での実施が難しい場合は、令和5年からスタートし、多くの保護者に利用されている「おむつのサブスク」のような有償サービスとして、業者による寝具洗濯や寝具かけを試験的に実施されませんか?
  • 区立保育施設だけでなく、私立保育施設の保護者からも、シーツ持ち帰りが大きな負担であるという声が寄せられています。そこで、私立保育施設の園長会などにおいて、シーツ持ち帰りに対する新宿区の課題意識や、区立保育施設でのシーツの運用改善策を情報提供しませんか?

 議員の本分は議会活動です。私はご相談いただいた区民のお困りごとは、議会での発言という未来永劫議事録が残る公式の場で、課題化することにより、制度改革を勝ち取り、確実にお困りごとを解決へと導いていきます。ぜひ、これからも身近なお困りごとがあれば、渡辺やすしまでご相談ください。

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