無所属新人議員の歩み

渡辺やすしが全区議の中で、唯一反対した税金700万円を使ったドイツへの議員派遣。詳細な日程と、費用の詳細を公文書公開請求で明らかにしました!

こんにちは。新宿区議会議員の渡辺やすしです。

 すでにこのHPで報告してるとおり、令和6年度予算案に、新宿区議4人を友好都市・ドイツミッテ区に派遣する予算が計上されています。これは新宿区とドイツミッテ区の友好都市締結20周年を記念して、議員を派遣する、というものですが、①税金700万円を使って議員を派遣する費用対効果が不明、②平成9年以降、海外への議員視察・議員派遣を自粛してきた新宿区議会の伝統は守られるべき、であるとして、渡辺やすしは38人いる新宿区議会議員の中で唯一反対を表明し、6月の議会では反対討論も行いました。

反対討論の様子は、新宿区議会のホームページでも見ることができます。(1分30秒くらいからスタートします。)

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/shinjuku/WebView/rd/speech.html?council_id=76&schedule_id=1&playlist_id=7&speaker_id=0&target_year=2024

 この反対討論は産経新聞でも取り上げられるなど、多くの区民の問題意識を刺激しましたが(https://www.sankei.com/article/20240612-24AM2B7QSVPODKN4H4AORDV4O4/)、私以外の新宿区議全員が賛成したため、派遣が正式決定されました。

 ですが、多数決で決まったとしても議員にできることは、沢山残されています。平成29年には香川県議会で海外視察が行われましたが、飲酒や観光を繰り返したり、香川では実現不可能な施設を視察したことが問題となり、住民訴訟により旅費が返還になりました。https://www.yomiuri.co.jp/national/20220327-OYT1T50163/

 派遣の日程や、費用の内訳を精査し、派遣目的に関係のない行程が含まれていないかをしっかりと監視することが必要となってきます。派遣日程について公開を議会事務局に要求したところ、派遣後の日程などの公開は予定されているが、派遣前の公開は予定していないという回答を得ました。ですが、税金の無駄使いがないか監視するという目的に鑑みると、派遣後の公開では後の祭りです。派遣前にしっかりと区民と一緒に内容を精査し、税金の無駄使いがないかチェックすることが必要なのです。

  そこで、新宿区情報公開条例に基づいて、渡辺やすしが独自に、議員派遣に関する日程や費用の詳細を公文書公開請求しました。この結果、文章が開示されることになりました。

 

 こちらが、議員派遣の詳細な日程と、議員一人あたりにかかる費用の内訳になります。

 精読したところ、飲食費は費用に計上されていないほか、ミッテ区以外に「寄り道」するなどの派遣目的とは関係のない観光日程などは計上されていないことが確認されました。また、議員派遣後、各派幹事長会、総務区民委員会で視察の内容が報告されるほか、議会だよりや、区議会HPでも視察の内容は公開されます。

 議員の海外派遣が実際に実行されるまで、公開されなかった日程表や費用の詳細を、区民の皆さまに「見える化」できたことは、渡辺やすしの成果です。ぜひ、目を皿のようにして、この日程表や費用の詳細を監視していただき、渡辺やすしと一緒に、税金の無駄使いを防いでいければと思います。

  8月31日(土)には、新宿区議会議員・渡辺やすしと飲むバーを開催します。地方議員の身近な政治とカネの話のほか、政務活動費に関する皆様のご意見もぜひ、お酒を飲みながらお伺いしたいです。参加希望の方は、公式LINEなどまで到着予定時間をあらかじめお知らせいただけますと助かります。

 

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