高齢者偏重政治にNO!
20代から50代が主役の新宿区に!
5月1日より新宿区議会議員としての任期をスタートさせた渡辺やすしです。このHPでは、無所属新人議員の立場から見た、さまざまな議会活動をすべて明らかにしていきます。
新宿区議会は年に4回開催されますが、新しく当選した議員で始まる議会は6月から。ですが、それまでに臨時会や会派代表者会が5月9位日から随時開催され、議長は誰なのか、今期はどのような委員会を設置するのか、その委員会に誰が所属するのか、など今後4年間)における議会活動に必要な議会構成等について、協議が行われます。
この会派代表会に先立ちまして、5月1日づけで、会派の提出届けが締め切られました。新宿区議会は「会派」ごとに議案態度が公表され、どの議員も必ず会派に所属しなければいけません。「無所属」として選挙に当選した議員も誰かと会派を結成するか、既存の会派に入るか、自分一人で一人会派を結成するかを選ばなくてはいけません。今期の新宿区議会の会派構成は以下になりました。
・立憲民主党・無所属クラブ 4名
・新宿未来の会 6名
・自由民主党新宿区議会議員団 8名
・日本共産党新宿区議会議員団 7名
・れいわ新選組 新宿 1名
・日本維新の会・新宿区議団 2名
・参政党新宿まなびとまもりの会 1名
・現役世代に優しい新宿 1名
・新宿区議会公明党 8名
「無所属」として当選した議員は5名いましたが、4名は「新宿未来の会」という会派を、1名は立憲民主党・無所属クラブという会派で届け出ました。国民民主党、都民ファーストからもそれぞれ1名の議員が当選しましたが、このお二人も「新宿未来の会」に所属されることとなりました。
私、渡辺やすしは、一人会派「現役世代に優しい新宿」を結成することになりました。
理由としては、以下です。
・「完全無所属を貫きたい」
私は選挙の際に、公約として、完全無所属・一人会派を貫くことをお約束しましたので、まずは、それを守るという当たり前の理由が最初にあります。会派拘束がない、という会派もありますが、区議会だよりなどではすべて会派ごとに議案態度が掲載されるため、会派拘束を受けないことは事実上困難ですしもし可能だったとしても、あまりにも議案態度がばらばらであれば、なぜ会派結成したのですか、という批判を受けるとおもいます。さらに、予算案の賛否・予算要望書の提出は会派単位で行うため、ここで会派拘束を受けてしまえば「高齢者偏重政治をやめて、税金の使い道を現役世代に」という私の主張を議会に訴えることができません。
・「現役世代に優しい」という言葉を議事録に残したい
区議会での議論は議事録に残るほか、区議会便りなどにも掲載されます。「現役世代に優しい新宿」という会派名で、会派名前どおり予算を現役世代に向けて使うべきである、という意見を一般質問や意見陳述で公に残すことで、選挙で信託いただいた「高齢者偏重政治にNO」の民意が新宿区に存在することをしっかりと示すことができ、他議員や区長への政治的圧力となることができます。
一方、一人会派でのデメリットとしては以下が挙げられます。
新宿区議会では一般質問はどの会派でもできますが、会派を代表する「代表質問」は2人以上の会派のみ、また会派幹事長が集まって議会運営を決める幹事長会への3人の会派しか参加できません。各委員会の委員長ポストや、委員会所属なども人数が多い会派から決まっていきますので、一人会派ですと希望の委員会に所属できない可能性もあります。
ですが、これらのデメリットも、会派代表者会で今まではそう決まっていたというだけで、法律的根拠はもちろんありません。新宿区の皆様から託された民意をしっかりと議会に反映するため、まず、一人会派の質問時間や意思決定を反映されるよう、会派代表者会で交渉していくところから、渡辺やすしの議員活動はスタートします。この交渉の過程なども、すべてこの記事でオープンにしていきます。
完全無所属・高齢者偏重政治をやめる。新宿区議会の歴史に今までなかった、渡辺やすしの戦いを温かく見守ってください!