選挙こぼれ話

政党支援なし、選挙カーなし、地縁なし、で3か月で新宿区議選挙に当選する方法【渡辺やすし】

 高齢者偏重政治にNO!限られた税金の使い道を20代から50代へ!

 新宿区議会議員選挙に完全無所属新人で当選し、5月1日から新宿区議会議員としての任期がスタートした渡辺やすしです。

 本日は、完全無所属という立場で渡辺やすしがなぜ当選することができたのか、を「選挙戦略」という観点から、具体的にかかったお金と一緒につまびらかに明らかにします。情報公開としての即面のほか、今後、私のように、新宿区に地縁がない完全無所属という立場で立候補をする人の助けになりたいと考えているからです。めちゃくちゃ長文ですが、お付き合いいただけますと幸いです。

【はじめに】

 私の選挙活動は、政党所属なし、選挙カーなし、専従スタッフなし、選挙事務所なし、選挙ハガキの送付なし、活動期間3か月で長期活動なし、親族に政治家なし、京都出身のため中高の同級生などの地縁なし、知名度なし、消防団や町内会などの地域活動なし、地域活動などで知り合った方の住所を聞いて作る後援会名簿なし、選挙活動期間以外のポスター1枚もなし、というないない尽くしのものでした。反対にいうと、60名の候補者のうち、国政政党に所属している候補者や、現職候補のほとんどが、これらの要素を「ある」状態で選挙に挑みます。

 一般的には、私の挑戦は当選確率が低いとされるでしょうし、地域のタウン誌「新宿新聞」での当選予測でも、私の名前は一切有力候補として出ず、「無所属や諸派の新人の男性は厳しい戦い」と記されていただけでした。ですが、結果は2633票をいただき、38人の定員中6位で当選。私にはない要素がすべて「ある」現職議員が多数落選する中で、多くの得票をいただきました。勝因は、従来の選挙のあたりまえは当選に結びつかないと考え、限りある資金と時間を集中投下した渡辺やすし独自の選挙戦略にあるとおもいます。これから、戦略の概要と具体的にどのくらい資金と時間を投下したのかを明かしていきます。

【渡辺やすしの選挙戦略】

(1)当選ラインは1500票。そのためには、渡辺やすしの政策ビラを5分かけて読む人が、1万5千人必要。

 新宿区議会議員の当選ラインは過去の投票結果から分析すると1500票。「高齢者偏重政治にNO!限られた税金の使い道を20代から50代へ!」という政策テーマは、私しか掲げていませんでしたので、新宿区の有権者の方にきちんと認知していただければ、必ず当選する自信がありました。ですが、全くの無名の新人です。新宿区の25万人の有権者の方にどうやって、その政策テーマを伝えるのかを考えました。ここでポイントなのは、有権者の方に周知すべきことは、私の「渡辺やすし」という名前ではなく、「渡辺やすしの政策」であるとしたことです。

 私も有権者として、選挙カーやポスターなどで、名前だけ知っている議員はたくさんいましたが、投票したことはありませんでした。それは顔と名前が一致しても、政策を知らないと投票までは結びつかないからです。そこで、私は宣伝活動のゴールを、顔と名前が一致することではなく、政策を周知することにおきました。政策の周知とは、単に政策ビラを渡すことや、HPにアクセスしてもらうことではありません。5分程度、政策ビラやHPを読んでくれることを意味します。私は知名度の向上ではなく、1万5千人の新宿区の有権者に、政策ビラを5分間読んでもらうこと、を目指しました。そのため、政治期間中に町中に貼られる2連ポスターや、選挙カーでの連呼など、知名度の向上に役立つけれども、政策ビラを5分読んでもらうことにつながらないことは排除しましました。

(2)ある程度の、資金・時間を費やす。具体的には3か月のフルタイム活動と、300万円の予算を組む。

 選挙戦略を考える上で、現職の新宿区議で今回3選された伊藤陽平さんのブログを大変参考にしました。議会活動のほか、議員の新規参入を目的として、無所属の立場から当選するためのノウハウをご自身のブログで多数公開されています。

https://itoyohei.com/archives/28351 

https://itoyohei.com/archives/28803

 この抜粋した記事以外にも選挙に関する記事は多数執筆されていますが、さすが、現職というリアリティのある発信で、政党票がない無所属新人は不利なこと、それをカバーするためには、最低でも半年以上、駅頭での演説&ビラ配りを行わなければならないことを強調されています。

 選挙期間は1週間ですが、それだけではとても無所属新人が、政策ビラを1万5千人に読んでいただくことは不可能です。そもそも選挙期間にはビラを配布する枚数制限が4000枚になっています。そのため、私に限らず、多くの候補者が「政治活動期間」として、選挙期間に突入する前から政策知名度周知活動を行っています。伊藤さんが半年は駅に立ちなさいと言及されているのは、選挙活動が始まる前の、政治活動期間に、どれだけ長期間、ビラ配りなどを行えるかが勝負だという意味です。

 私は伊藤さんのブログを読んで、ある程度、時間を投下しないと、無所属新人の立場では当選ラインんまでたどり着くことは困難だと理解しました。私は前職の関係で1月28日から政治活動を開始し、他にほとんど仕事をせず、4月22日に投票日までの3か月間ほぼフルタイムで、政策周知活動に費やす決意をしました。1日8時間、土日休みなしで、もちろん給料は発生しませんので、この間の生活費は貯金を切り崩しました。

 ですが、それでも伊藤さんが必要最低限という「6か月」のわずか半分です。その不利を補うため、ある程度の資金を投入することも決意しました。もちろん完全無所属なので、政党からの資金援助もなければ、企業からの寄付などあろうわけもありません。10年間編集者として勤めた出版社の退職金の一部を使用することしました。

 もちろん、当選するか落選するかはわかりません。落選したとしても、今後の人生に支障をきたさないぎりぎりの金額を考えると、「300万円」を政治活動期間・選挙活動期間のための予算として決めうち、修正を重ねながらですが、300万円を限られた目的に集中投下して、当選への確度をあげることに傾注しました。区議の年収は919万円で任期は4年。もちろん、お金のために区議を目指したわけではないですが、300万円を選挙のために投入することは決して、並外れて大きな金額ではないと私は判断しました。

 以下では「3か月の活動期間」「300万円の予算」をいかに限られた手段に集中投下し、「政策ビラを5分かけて読む人が、1万5千人」を達成し、「2633票」を獲得して、定員38名中6位当選につながったかを、予算の項目にわけて具体的に解説していきます。

【具体的に何に、どれくらいお金と労力を使ったか】

(1)読んでもらいたくなる政策ビラ&ポスター&HPを作る 1,299,580円&100時間(政策推敲時間もいれる)

リーフレット類デザイン ホームページデザイン¥1,100,000
漫画・イラスト製作費¥199,580

 政策ビラを5分読んでもらう、ことがゴールですから、3か月間の街頭活動でくばったり、後述する大量のポスティングしても読んでもらわなかったら意味がありません。そのため、ビラの質はこだわりました。

 

 

 漫画を入れる、表などで一目でわかるようにする、三つ折りで読んだときの情報の流れを整理する、など編集者としてのスキルをフル活用し、このビラを制作しました。私はおおまかなラフのみを制作し、編集者時代親交のあったデザイナーに、後述する襷や幟などに加え、このホームページのデザインや選挙ポスターなど政治活動にまつまるあらゆるデザインをあわせて100万円でお願いし、同じく親交のあったイラストレータにも約20万で政策漫画やイラストのお願いをしました。選挙資金の3分の1をデザイン代に集中投入するという戦略は、まずほかの候補者はやらないとおもいます。ですが、編集者として、さまざまな出版物をデザイナーと作ってきた経験に鑑みると、この金額は全国誌を多数つくってきたデザイナーのお願いする金額としては妥当です。私は自力でこのクオリティのデザインを作ろうとすると、おそらく1年以上の勉強時間と、300万円を優にこえるデザイン学校への学費などがかかるでしょう。ビラを配りながら徐々に改訂を重ね、4バージョンを作っていただきました。

 

 多くの候補者の政策ビラを見比べましたが、わかりやすさ・よみやすさ・読んでみたいと思わせるしかけ、の面で、段違いのクオリティだったと思います。このビラの前提となる数字や他自治体との比較は政治活動を始める2か月前くらいから、少しずつ行い、ビラと同時並行で政策を練り上げてきました。ビラと同時に政策を練り上げることで、「政策をどう伝えるのか」「根拠は何か」という視点がどんどん研ぎ澄まされ、街頭演説などの質の向上にもつながりました。

 ポスティングや、街頭演説の際に配布した私のビラを見て、政策に興味をもってくださったり、はじめて政治ビラを全部読んだという声もたくさんいただきました。選挙ビラは、多くの候補者は印刷会社のおしきせのデザインで発注することは多いです。その場合、もしかしたら価格は3分の1くらいに抑えられるとおもいます。ですが、結局読んでもらわなければ意味がないので、私はデザイン代に資金の3分の1を投下してよかったと思います。この記事を読んで選挙に出たいと思った方は、メールなどでご連絡いただけましたら、デザイナーやイラストレーターをご紹介することも可能です。

(2)駅やスーパーの前で街頭演説を繰り返し、1万5千枚の政策ビラを手渡しする(¥185,994&500時間)

政治活動用タスキ¥12,100
のぼり旗(45×150cm)¥4,400
2連のぼり(60×180cm)¥8,030
のぼり竿(伸縮式)2本¥1,100
拡声器(ワイヤレス)¥150,040
スタッフジャンパー¥3,960
ハンドタイプ拡声器¥6,364
小計¥185,994

 一番金銭的なコストをかけたのが政策ビラ&ホームページのデザイン代金だとしたら、一番時間的コストをかけたのが「街頭演説&ビラ配り」でした。1月28日から4月15日までの政治活動期間、4月16日から22日までの選挙期間あわせて、500時間は街頭に立ちました。朝の駅、昼のスーパー、夕方の駅またはスーパーに立ち、当初は60分ずつですが、演説体力がついてくるにつれて立つ時間は増え、最後は2時間半たって演説することも可能になりました。

 当初は大きな拡声器を使って、演説をしていたのですが、朝・昼・夕方とも、立ち止まってわざわざ政治家の演説を聞く人はほとんどいません。「ビラを5分かけて読んでもらう」ことをゴールに立ち換えてり、大きな拡声器を小さなハンドタイプの拡声器にかけ、短い1分くらいの演説をしながら、ビラを直直接手渡しすること、を街頭演説の目的を変えました。

 一日中、新宿区の好きな場所でビラを配り続ける。これは、無所属の新人の唯一の強みです。国政政党の候補者は、広い新宿区を、6つくらいの担当地区に分けて、その地区のみで活動しています。複数の候補者を当選させるためですが、無所属には当然そのような担当はないので、新宿区中をどこへでも出没できます。私は自宅が新宿御苑前なので、30分以上電車でかかる落合地区のみは、今回は時間の制約で活動しないことにしましたが、それ以外の地域のすべてに出没しました。また、選挙で強力なライバルとなる現職議員は、議会があるためなかなか平日の昼間のスーパーに張りついて、ビラを配れません。選挙期間中はさまざまな議員がスーパーの前に集結して場所の取り合いになったこともありましたが、1月から4月上旬までの政治活動期間は、まず立ちたいスーパーの前にほかの候補者がいることはありませんでした。

 ポイントは1万5千人の方にビラを受け取ってもらうことなので、各地域をまんべんなく回るのではなく、一回の街頭演説で100枚のビラを配ることを目標にし、よりビラを受け取ってもらいやすいポイントを見つけては、そこを重点的に回りました。政策と住んでいる人々の「相性」で、受け取ってもらいやすい地域と、そうでない地域が如実に異なることも判明してきました。2月はさまざまな駅やスーパーに60カ所以上にたって、「2時間100枚配布」が可能な、場所を約20回所特定し、3月および選挙期間はその20カ所に限定してビラ配布を繰り返しました。ビラを受け取ってもらいやすい場所は、政策や候補者の人柄によって異なるでしょうから、これは自分で見つけるしかありません。2か月20カ所の同じ場所に立つことで、だんだん顔を覚えてもらい、最初のビラ受け取ってもらえない方とも受けてってもらえるようになる、質問や雑談を繰り返し、仲良くなる人が増えてくる、という効果も実感しました。

 政治活動期間は一人でビラを配りましたが、選挙活動期間のみ、友人や政策に共鳴してくださった方などのべ20名くらいが90分程度ビラ配りボランティアとしてともにビラを配ってくれました。政治活動期間・選挙活動期間あわせて、1万5千枚には届きませんでしたが、1万2千枚のビラを手渡しすることができました。

(3)ポスティングで20万部を政策ビラを各家庭に配布する(¥1,226,989 自身の時間は0)

ビラ印刷&ポスティング第1弾(5万部印刷とポスティング&5千部印刷)¥367,785
ビラ印刷&ポスティング第2弾(10万部印刷とポスティング&5千部印刷)¥714,670
タウンプラス用印刷代(厚紙印刷6千部)¥36,234
タウンプラス郵便代金¥182,276
新聞広告用チラシ印刷代(1万部)¥38,692
政策ビラ新聞折り込み(日経新聞 12000部)¥48,620
選挙ビラ新聞折り込み(証紙貼り代込み・日経新聞1200部)¥20,988
小計¥1,409,265

 手渡しだけでは有権者の20分の1に政策を届けたにすぎません。そのため、私が利用したのは業者に政策ビラをポスティングを依頼する、という作戦でした。候補者の中には自力でポスティングを行う人もいますが、ボランティアスタッフがいなければ莫大な時間がかるため、これを私がおこなえば街頭演説は1回もできなかったでしょう。あわせて、20万部近くポスティングをおこなったのは、手渡ししたビラに比べ、ポスティングされた政策ビラを読む確率は極端に下がるため、大量のビラを配布する必要があるからです。さまざまな会社に相見積もりをとり、印刷代金3円&ポスティング代金3円&世帯年収や世帯構成年齢などのデータに基づいて番地単位配布先を指定できる、株式会社アト(https://www.ato-co.jp/)に依頼することにしました。配布をきちんと行ってくれるのか、という疑問があるとおもいますが、さまざまな地域の方から、ポストに入っていたビラを見て、政策に興味を持ったという声も寄せられたため、きちんと配布は行われていたと考えます。

 ポスティング業者への依頼の問題点は、タワーマンションなど、ポスティングNGのマンションには政策ビラを配布できないことです。それをカバーするため、郵便局がマンション単位で個人の宛先なしでハガキを配布する「タウンプラス」というサービスと、新宿区のすべて日経新聞への新聞折り込みを行いました。

 ポスティングは選挙期間には行うことは禁止されているので、必ず、選挙が始まる前の政治活動期間におこなわなければなりません。選挙期間中はビラは直接の手渡し以外は新聞折り込みのみ可能です。手配りできなかったぶんを新聞折り込みに使用しました。

(4)そのほか(¥278,675)

選挙ドットコム有料課金¥122,760
選挙ビラ証紙貼り代の労務費¥10,000
ポスター掲示作業料¥145,915
小計¥278,675

 ネット広告はいくつかお誘いがきましたが、新宿区に関してはまったく不要だと思います。位置情報で新宿区にいる人にHPなどを表示される方法が主流ですが新宿区は住んでいる人より、他の自治体から遊びにくるひとが圧倒的に多い街。適切にターゲッティングできるとは思えませんでした。

 その中で選挙ドットコムの有料課金なだけはおこないました。登録自体は無料でおこなえますが、課金すると、ブログが執筆できるようになり、Googleの記事検索にもひっかかりやすくなります。また、私はHPをオープンさせたのが1月下旬だったので、選挙当日までは「渡辺やすし」で検索しても公式HPがなかなかヒットしないという問題がありました。その一方で選挙ドットコムの個人ページは常に一番に表示されるので、そのためのものと割り切って、選挙ドットコムに課金しました。ブログの記事はすべて公式HPの記事の流用でしたが、多い記事1000PVなどを獲得することもできました。

 選挙期間中は、街頭演説&ビラの手配りに集中したかったため、証紙貼りはアルバイトを個人的にやとうほか、ポスターを新宿区中に貼る作業は業者に委託しました。

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あらためて、渡辺やすしが、政治期間&選挙期間にかかった費用を一覧でまとめると、以下になります。

政治活動用タスキ¥12,100
のぼり旗(45×150cm)¥4,400
2連のぼり(60×180cm)¥8,030
のぼり竿(伸縮式)2本¥1,100
拡声器(ワイヤレス)¥150,040
スタッフジャンパー¥3,960
ハンドタイプ拡声器¥6,364
リーフレット類デザイン ホームページデザイン¥1,100,000
漫画・イラスト製作費¥199,580
ビラ印刷&ポイティング第1弾(5万部印刷とポスティング&5千部印刷)¥367,785
ビラ印刷&ポイティング第2弾(10万部印刷とポスティング&5千部印刷)¥714,670
タウンプラス用印刷代(厚紙印刷6千部)¥36,234
タウンプラス郵便代金¥182,276
新聞広告用チラシ印刷代(1万部)¥38,692
政策ビラ新聞折り込み(日経新聞 12000部)¥48,620
選挙活動用タスキ¥12,100
選挙ビラ新聞折り込み(証紙貼り代込み・日経新聞1200部)¥20,988
選挙ドットコム有料課金¥122,760
選挙ビラ証紙貼り代の労務費¥10,000
ポスター掲示作業料¥145,915
合計¥3,185,614

 少し、足がでましたが、300万の予算のなかにほぼ収めることができ、2633票をいただき、38名中6位で当選することができました。以下では、選挙の常識とされているものを不要であると判断した理由を簡単にかいていきます。

【選挙活動において不要であると判断したもの】

・選挙カー

税金から40万近く補助を受けれますが、それでも30万は持ち出しが必要。名前の連呼は政策の周知に全く寄与しないし、選挙カーを使っている間は、公職選挙法でスーパーの前で街頭演説をしたり、ビラを配ることができません。政策ビラを一人でも多くの人に渡す、という戦略の真逆です。

・選挙事務所

新宿区で2週間くらい借りると30万くらいします。常勤スタッフが誰もいないので、場所を確保する意味がまったくありません。選挙事務所の前には大きな看板を設置できますが、政策周知には関係がないので、不要と判断しました

・選挙ハガキ

選挙人名簿を書き写す作業だけで20時間くらいかかる。かつハガキサイズでは政策周知は困難。ポスティングを20万近くしたうえで、4000枚のハガキが追加で必要とは思えなかった。

・後援会名簿&地域活動

3か月しかないので、その前提となる政策周知に割く時間しかなかった。地域活動は当選後はお誘いをいただいているので、区議会議員としてしっかりおこなっていきます。

・2連ポスター

地域にはりめぐらす政治活動期間中の2連ポスター。3か月しか掲示期間がないこと&顔と名前を告知するだけで政策の周知にはつながらないこと、から不要と判断

【おわりに】

 きちんとして政策を用意すれば、300万の予算&3か月の準備で、完全無所属で当選することは可能でした。これは、新宿区の有権者の方々が、名前の連呼などにまどわされず、政策を読んで投票する意識の高い方々が多かったという側面も忘れてはいけないとおもいます。

 ノウハウをかなり詳細に公開したので、今後、さまざまな地方議員選挙に完全無所属で挑戦する候補者の参考になれば幸いです。私のような完全無所属の候補が増えてほしいと考えていますので、ご質問や業者の紹介などを希望される方は、HPに公開している連絡先や、Twitterのダイレクトメールなどで、私まで御気軽にご連絡ください。

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