議会活動

新宿区ベビーシッター助成の利用者が想定の倍!令和6年度は今年の約3倍の予算が計上!!

こんにちは。

新宿区議会議員の渡辺やすしです。

 新宿区の来年度予算の審議を前に、渡辺やすしの政策や問題意識と令和6年度新宿区予算が、どの程度合致し、また、合致していないのかを次々と明らかにするこのシリーズ。本日は第3弾「ベビーシッター助成が3倍に拡大!」をお送りします。第一弾と第二弾については、記事の最後にリンクを貼っておきましたので、あわせてご覧ください。

 「新宿区ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」。0歳から6歳(満6歳に達する年度の末日まで利用可)の保護者が、24時間365日、どの時間でもベビーシッターを利用する制度を助成するという制度で、午前7時から午後10時までだと1時間2500円、午後10時から午前7時までだと1時間3500円が年間144時間まで補助されます。すべての連携シッター会社はこの枠内で費用を納めていますから、実質無料で、144時間利用したとすれば年間36万円ベビーシッター代がタダになる制度です。最大のポイントは、所得制限もなく、保育園に通っていてもOK、就労や介護を要件とせず両親の趣味のお出かけやリフレッシュのために利用する事もできるという点です。昨年6月に私がTwitterで紹介したところ、Twitterで1000ファボ&関連ツイートあわせて100万表示と「バズ」を呼び、多くの反響を得ることができました。このツイートは、Yahoo!ニュースにも掲載され、さらに話題を呼びました。

 制度の詳細はさらに詳しくこちらで解説しています。

 ただ、同時に、区民の方から「素晴らしい制度にもかかわらず全く知られていない」「渡辺やすしのツイートで初めて知った」「若干の使いずらさがある」などの相談を寄せられ、令和5年度新宿区議会第三回定例会では広報の改善や制度のブラッシュアップについて、区長に糺し、多くの前向きな答弁を引き出しました。

 

 私の一般質問を受けて、新宿区のベビーシッター制度のHPが大幅にニューアルされたほか、母子健康手帳配布時に制度が始まっていなかった現在の0歳児から6歳児への広報が改善され、制度の周知が進み、利用者を大幅に増やすことができました。そのため、令和5年度では3219万円だった予算が、令和6年度では1億343万円8千円と3倍以上に拡大することになりました!来年度も今年と同じく、0歳から6歳まで年間144時間まで、所得制限なし、理由を問わずベビーシッターが使えます。予算の上限に達したら打ち切りではなく、仮に1億343万円8千円の予算すべてを年度内に使い切ったとしても、補正予算等をくんで追加でお金を投入するので、令和6年度内であればいつでも年間144時間までベビーシッターを無料で使えるので、ご安心ください。

 なお、令和5年度予算でも、広報制度の改善により、制度の周知が進み、区の当初の予想を超えて、利用者が殺到したので、補正予算を組んで対応しました。昨日2月22日の議会でその補正予算を議決しました。なんと、当初の予算3219万円に対し、追加で4058万9千円が補正予算に計上され、倍増しています。この制度は利用者からの申請が来てから区が補助金を払うので、最終的な利用者は確定していませんが、当初は1万3千人の対象児童の約2%(260人)が年間40時間だけ使う想定でしたが、1月末までで請求がきている段階ですでに全体の3.5%にあたる495人からの申請がありました(平均利用時間は想定と変わらず、約39時間)。1年間に利用したベビーシッター代金を年度末にまとめて申請することもできるので、令和5年度分に関してもさらに利用者が増えることが予想されます。対象児童の2%という当初の想定は、すでにベビーシッター制度開始している他特別区での利用実績をもとにしたものですが、260人から495人と1月段階でも大幅に増加し、年度末になるにつれてさらに増加が見込めることが、当初予算と同額以上の補正予算が計上された理由になります。

 

 ベビーシッター制度に限らず、行政サービスの多くは申請主義で、「その制度を自分で知って、自分で申請した人だけが得をする」という問題点があります。行政側も制度を作ることに熱心ですが、その制度を住民に周知徹底させることには熱心ではないという問題点も多く見受けられます。その中で、ベビーシッター制度が素晴らしい制度なのに知られていないという渡辺やすしの問題意識を受け止め、広報制度を実際に改善することで想定の倍以上の利用者を獲得し、来年度予算案で3倍の金額を計上してきた、新宿区の姿勢を高く評価します!来年度も渡辺やすしはベビーシッター利用者の声を行政に届け、さらにSNSでの拡散力を駆使して広報し、さらにこの制度を使いやすく、利用者にとってわかりやすいものとなるように、尽力していきます。

 2月25日(日)は第5回区議会議員バーを開催。渡辺やすしと酒を飲みながら、令和6年度新宿区の予算案のポイントなどをざっくばらんにお話します。区民以外の方もぜひ、ご参加ください。ドタ参も大歓迎ですが、可能でしたら、公式LINEまでおおまかな到着時間をご教示いただけますと幸いです。

 【新宿区令和6年度予算案解説 過去の記事はこちら】

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