こんにちは。
新宿区議会議員の渡辺やすしです。
12月3日、江東区長選挙が公示されました。12月10日が投票日となります。
渡辺やすしは、完全無所属で新宿区議会議員選挙に当選し、どの政党や組織の後援も受けていません。選挙後も完全無所属を貫くことをお約束してきました。お約束どおり、当選後もどの国政政党にも所属せず、新宿区議会議員の中で唯一、国政政党所属議員と会派を組んでいません。ですから、さまざまな選挙で、党の命令により誰かを応援することもありませんでした。
ですが、この江東区長選挙では無所属で立候補している、元江東区議会議員のさんのへあやさんを応援することにいたしました。
12月3日の出陣式にも駆けつけ、人生で初めて、応援演説を行いました。12月10日の投票日まで、何度か選挙カーに乗ったり、ビラを配ったりもします。
もちろん、私は新宿区議ですので、さんのへさんが江東区長に当選しても、私に何の見返りもあろうはずがありません。また、支援者の誰かにさんのへさんの応援を頼まれたわけではありません。
では、なぜ、無所属の新宿区議会議員が、無所属の江東区長候補を応援するのか?
新宿区に限らず、全国はほとんどの首長選挙は、国政与党相乗りVS国政野党相乗りで、既存政党の利権を代表する候補者しか当選がかないません。渡辺やすしは、一人の地方議員として、このような風潮にかねてから問題意識を抱いていました。
今回の江東区長選挙は、今年、4月に行われた選挙で選ばれたばかりの前区長が、有料のネット広告を選挙期間中に出すという公職選挙違反を疑われたことから辞職したことを受けて、出直し選挙となりました。多くの候補者が「クリーンな政治」を標ぼうしていますが、実際は今までと同様の国政与党相乗りと国政野党相乗りの構造です。
こちらは、私同様、さんのへあや区長候補を応援する、無所属のほづみゆうき中央区議が制作された江東区長選挙の勢力図です。公選法違反の疑いで辞職した前区長の木村やよい氏と協力していた都民ファや立民は何食わぬ顔で候補を立ててるし、同様の疑いがある柿沢氏らを抱える自民党は何と都民ファ候補を推薦しています。国政政党の単なる勢力争い、利権争いに、江東区長選挙が利用されていることがよくわかります。
私は江東区長選挙から国政政党の利権相乗り首長選挙を変えることを期待し、さんのへ候補を応援することにしました。
さんのへあや候補は、江東区議として、しがらみのない立場で、既得権益に切り込んできました。例えば、 江東区議の支払われる1日3000円の謎の交通費、費用弁償を、さんのへあやさんは初当選直後からたった一人で廃止を主張され、4年の時を経て、ついに完全廃止され年間550万の税金が削減されました。政策効果がない冷感タオルばらまき事業に江東区議として唯一反対され、全国メディアに政策のおかしさも訴えたのも江東区議で、さんのへさんただ一人です。
1年生議員でも、無所属の議員でも、しがらみがなくても、志があれば、大きな成果をあげることができる。このことをさんのへ候補から学び、、私も新宿区でしがらみのない、まともな区議になれるのではないかと今年4月に出馬をし、当選したという経緯があります。
当選後、渡辺やすしは、江東区でのさんのへ候補の活動を追うように、新宿区でも費用弁償の廃止に向けて動いています。(https://watanabe-yasushi.tokyo/archives/762)また、敬老祝い金、ふれあい入浴の廃止など、国政政党に所属するすべての区議が反対する政策も議場で訴え続けています。(https://watanabe-yasushi.tokyo/archives/947)
さんのへ候補の江東区でのしがらみのない利権に切り込む姿勢は、今年4月の江東区議選挙では歴代最多得票でトップ当選されるなど多くの江東区民の支持を得るだけでなく、私のように次々とさんのへさんの志に続く政治家を地方議会に産んでいます。
江東区長選挙は、単に、次の江東区長を決めるというだけの選挙ではありません。しがらみ利権だらけの国政政党の相乗り候補の中から、選ぶしかなかったのが、従来の江東区長選挙です。これは江東区だけではありません。新宿も、全国と自治体のほとんどの首長選挙は同様の構造です。その中で、もし国政政党の支援を受けない、しがらみなく活躍してきたさんのへ候補が当選すれば、全国で同じように国政政党の利権を調整するだけではない、本当に、区民の利益だけを考える首長がどんどん生まれていくでしょう。しがらみだらけの国政政党の利権代表区長ではなく、しがらみなく実際に江東区を変革してきたさんのへあや候補を選ぶことが、江東区、ひいては日本全体の政治を変えることにつながると思います。
無所属のしらがみのない立場のさんのへ候補が江東区長選挙に勝利することが、江東区だけでなく、新宿区、日本全体の国政政党相乗りの利権政治を変革することになると確信し、12月10日の投票日まで渡辺やすしはさんのへ候補を応援します。