【新宿区の病児保育、本当に足りていますか?】
新宿区議会議員の渡辺やすしです。
新宿区は「病児保育は足りている」と説明しています。確かに計画上は、利用見込み6,241人日に対し、確保数は9,091人日。数字だけ見れば十分です。
でも実態は違います。私が調べたところ、病児保育を利用したくても断られた件数は、令和5年度410件、令和6年度185件、令和7年度225件。令和7年度は846件利用された一方で225件断りが発生しており、単純計算すると5人に1人以上が利用できなかった計算になります。
なぜか?病児保育は普通の保育園と違い、感染症ごとに部屋を分ける必要があるからです。
定員に空きがあっても、病気の種類によっては断られてしまう。
つまり、「数字上は足りている。でも使いたい日に使えない」
これが現実です。子どもが急に熱を出した日、預け先がなければ親は仕事を休むしかありません。
私は6月10日(水)午前10時からの新宿区議会でこの問題に迫ります。
区長に対して見かけ上足りている病児保育が本当に困っている日にはつかなえないという現状に対する課題意識を迫るほか、
✅ 空き状況のリアルタイム公開
✅ 予約システムの改善
✅ ベビーシッター助成など代替サービスの周知強化
を具体的に政策提言します。病児保育は、「定員」ではなく、「困った日に本当に使えるか」で評価すべきです。

【渡辺やすしの議会質問傍聴ツアー募集中】
6月10日(水)午前9時半に新宿区役所集合で、議会質問を傍聴しませんか?最初に質問のポイントを解説し、議会を傍聴していただき、正午から区役所の地下食堂でご飯を食べながら、区長答弁を振り返ります。参加希望者はXのDMか、渡辺やすし公式LINEまでご連絡お願いします!!
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詳細な議会質問原稿を先行公開!
数字上は足りているのに、実際は使えないことが多い病児保育事業について質問します。
共働き世帯の増加に伴い、子どもの急病時における保育体制の確保は、都市部自治体における重要な子育て支援施策となっています。そこで、新宿区において、実質的に病児保育の供給が十分かどうか検証することが必要です。
確かに、新宿区子ども・子育て支援事業計画(第三期)―令和7年実績見込みと計画量の見直しーでは、病児保育事業について、令和7年度の量の見込みが6,241人日であった一方、確保数は9,091人日となっており、令和8年度以降も、いずれの年度でも確保数が量の見込みを3,000人日以上上回っています。一見、「病児保育の供給は足りている」とも見えます。
しかし、病児保育で大切なのは、子どもが急に発病したときに利用できることです。同計画を評価した「令和7年度第3回新宿区子ども・子育て会議」では、「数字上は足りているように見えるが、実感と異なる部分がある」との意見が委員から出ました。私も、区内の子育て世帯から同様の声を数多く聞いています。つまり、「行政計画上は足りている」が、「実際には使いたいときに使えない」という、数字と生活実感の乖離が起きているのです。
保育指導課への聞き取りで、令和5年度410件、令和6年度185件、令和7年度225件の利用希望者を断っていることが判明しました。令和7年度は846件利用された一方で225件断りが発生しており、単純計算すると5人に1人以上が利用できなかった計算になります。現在、新宿区の病児保育室は2施設で、それぞれ専用の病児室を備えていますが、病児保育は通常保育と異なり、感染症ごとの隔離対応、同室利用制限、流行期の集中利用などの事情があるため、年度単位では確保人日が上回っていても、断りが発生しています。
新宿区のような都市部の共働き世帯において、子どもの急病は、単なる育児問題ではありません。急病時に預け先がなければ、保護者は仕事を休まざるを得ず、就労継続にも影響します。病児保育で重要なのは、必要な日に利用できることです。
以下、3点質問します。
1.「病児保育の確保数は足りているが、実際には利用できない人が存在している」という現状に対し、区長は課題認識を持っていますか?病児保育の供給体制全体について見直す必要性を認識していますか?
2.病児保育は、利用したいその日に利用できることが最も重要です。現在、保護者は各施設へ個別に問い合わせなければ空き状況を把握できません。一方で、北区や横浜市では、病児保育室の空き状況をスマホ等でリアルタイムに確認し、そのまま予約できる仕組みが導入されています。新宿区としても、病児保育の利用可能枠を見える化し、空き病児保育室を有効活用して断り件数を減らし、保護者の負担軽減につなげませんか?
3.病児保育に関しては、新宿区では病児保育事業だけでなく、ファミリーサポートセンター事業、ベビーシッター利用支援事業を利用できます。確かに、「認可保育園等申込みの手引き」では病児保育事業に関わる情報提供はされているものの、病児保育にベビーシッター利用支援事業が利用できるとの記載はありません。区内の保育園や子ども園の保護者に対し、園を通して、病児保育で利用できる区のサービスをまとめたチラシを配布するのはいかがでしょうか?
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病児保育については、過去に文教子ども家庭委員会で取り上げています。あわせてご確認お願いします。










