住民相談

新宿区立小学校は酷暑にどう対応しているのか⁉予想外の暑さでクーラーが効かない場合の対処とは⁉

こんにちは。

新宿区議会議員の渡辺やすしです。

先日、私の住居がある新宿区富久町にある富久小学校の暑さ対策に対する住民相談をいただきました。

 近隣にお住まいの住民の方が、先日の都知事選挙の投票のため富久小学校を訪問したところ、クーラーが動いているにもかかわらず、汗ばむ暑さだったとのことでした。その方は、近い将来、お子さんを富久小学校に入学されることを予定しているため、酷暑対策に不安があるとの相談でした。

 私が取材したところによると、富久小学校はエアコンが古いため、効きが悪く、酷暑の日は気温が28度を超える中で、汗をかきながら授業をすることもあるとの声も富久小学校の保護者の方からいただきました。

 以上を踏まえ、新宿区教育委員会学校運営課長に、新宿区立小学校の酷暑対策について、ヒアリングを行いました。その結果、新宿区ではすべての区立学校にクーラーは設置されていますが、さらに文科省の学校環境衛生管理マニュアル「学校環境衛生基準」にのっとて、毎年、各学校の教室の室温調査をしているとのことです。そして、夏季は28度を上回る学校があれば、順次、①古いクーラーを取り換える、②遮光カーテンや耐熱ブロックを設置す、③クーラーの業務清掃を依頼してクーラーの効きをよくする、という対応を取っていることがわかりました。

 また、令和6年度第二回定例会では、クーラーの活用以外にも、通学時の児童の荷物を軽減することで、酷暑対策をしているという答弁もなされ、水泳の授業のように荷物が多い日は他の授業の荷物が少ないようにする、タブレット端末などを活用し、教材などをすべてもって帰らなくても自宅学習ができるようにする、という施策を行うことが教育委員会より表明されました。

 今回、相談をいただいた富久小学校についてはクーラーが設置から年数が経っていることから、今年2024年の夏に、クーラーの取り換え工事が行われます。なので、富久小学校については、酷暑対策はひとまずひと段落ですが、今年も記録的な暑さになることが予想されているので、渡辺やすしは引き続き教育現場の酷暑対策について注視していきます。

 皆様も身近な教育現場での酷暑対策の問題点や疑問点などを感じられましたら、お気軽に渡辺やすしまでご連絡いただけますと幸甚です。

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