新宿グルメ

新宿二丁目の喫茶クイン、その閉店を惜しむ。律子ママは政治家・渡辺やすしを育ててくれました。

こんにちは。

新宿区議会議員の渡辺やすしです。

 先週、9月30日をもって、新宿二丁目で約50年近く愛されたクインが閉店しました。深夜0時から朝7時までという営業時間という異色の「喫茶店」。真夜中でも、多くの人が訪問し、創業以来変わらない律子ママのトークを聞きながら、ご主人が作ったしっかり化学調味料が効いたなつかしい味のおつまみを食べ進め、気がつけば軽く1杯だけ飲む予定が、ビールを20本近く開けたことも数知れず。ですが、クインや律子ママとの出会いは、私が新宿という街を好きになった理由の多くを占めます。そして、この店のおかげで、これほど新宿という街に惹かれることがなければ、私は新宿区議会議員選挙には立候補していなかったでしょう。

 

 私がクインを訪問したのは、23歳の早稲田大学の大学院生のころ。先に雑誌編集者になった学生時代の友人が、連れて行ってくれました。律子ママは当時まだ60歳くらいでしたが、「おばあちゃんだからもうすぐ死ぬ」「死ぬ前にいい男を抱きたい」とつぶやきながら、我々の支払いになるビールの小瓶をグビグビと飲みすすめ、500円の定食だけをさっと食べるつもりが、気がつけば2時間くらい滞在し、それなりの金額のお会計となっていました。

 

 それから15年近くがたち、新聞記者、フリーライター、雑誌編集者、そして新宿区議会議員と私の職業はどんどんと変わっていきました。15年の間に、私は一緒に新宿で遊んでいた友人も新宿を離れたり、付き合いのあった女性が私のもとを去ったりし、一緒にクインに来る人も変わっていきました。

 それでも15年間、月に1回は真夜中にクインを訪問すると、律子ママは相変わらず「おばあちゃんだからもうすぐ死ぬ」「死ぬ前にいい男を抱きたい」と同じ話をしながら、ビールの小瓶を変わらないペースでどんどんと飲み干していきました。23歳から38歳になり、世間のことや仕事のことを知った風な気分になったときで、クインにくれば、変わらず、律子ママにとって「子ども」「若手」であり続ける時間は、私にとってかけがえのないものでした。

 真夜中で私も泥酔してお店を訪れているし、律子ママは機関銃のように話すので、何を話したかは覚えていないことのほうが多いのですが、さまざまな面で私自身が変化していく中で、クインの内装も、メニューも、律子ママも、変わらずあり続けていましたし、なんの根拠もなく今後もそういった場でクインがあり続けていると思っていました。

 律子ママが80歳近くになり、50年以上続いたクインにも閉店のときがくるのは当然のことです。9月29日は私にとって、最後のクイン訪問となりましたが、閉店を惜しむお客の中で、律子ママは相変わらず、ビールの小瓶をグビグビと飲みづけていました。ビールを飲みながら、ひどい下ネタトークの合間に時折、律子ママが語った多様な人が集う新宿への愛と、ビールをしこたま飲んだあとにやってくる肩書や立場を気にせず自由であるかのような気持ちは、渡辺やすしの中に根付いています。

 京都出身の私に律子ママが教えてくれた、新宿という街や飲食という行為の魅力を少しでも、守るため、渡辺やすしはこれからも新宿区議会議員として活動していきます。

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