高齢者偏重政治にNO!
20代から50代の現役世代に優しい新宿に!
新宿区議会議員の渡辺やすしです。
議会活動(予算の提案・審議、各種施策の審議や提案、条例の審議や提案)を通して「新宿区の税金の使い道を現役世代に向けたものに変えていく」という大テーマのほかに、基礎自治体の議員として住民から寄せられた区政に関する身近なお困りごと(ごみ問題、道路の破損、路上喫煙、交通安全、教育問題など)について解決していく「住民相談」という大事な仕事が区議会議員にはあります。この住民相談を渡辺やすしは公開性にしたいと考えています。相談者の個人情報は隠した上で「相談内容」→「担当者部署との面談結果」→「具体的」な改善案を、公式ホームページで公開します。
先日、住民相談の第1号<頻発する西新宿の路上喫煙を意外な原因とは⁉【新宿区議会議員・渡辺やすしの住民相談 第1号】https://watanabe-yasushi.tokyo/archives/704 を公開したところ、「住民相談のやり方がわかった」「問題の背景が理解できた」など、多くの反響をいただくことができました。
本日は、住民相談の第2号についてご紹介します。
選挙期間前の街頭演説を通して、支援者となっていただいた方から直接寄せられた住民相談が発端です。
「新宿区富久町にある富久クロスコンフォートタワーというタワーマンションから、富久さくら公園にへの向かう道路。車が多数往来しているが、信号機がないため、子どもたちと自動車の事故が起こりそうで危険。ぜひ、信号機をつけるなど対策をとってください」
私も近隣で生活しているので、(1)富久クロスにはたくさんファミリー層が住んでいて、子ども同士でマンションの向かい側にある富久さくら公園に事例が多いこと(2)富久クロスの1階にはこども園があるため夕方帯には多くの親子が帰宅しますが、子どもが先に走り出してしまう事例があること、などは認識していました。また、同様の住民相談は他にも複数の方から寄せられました。
早速、新宿区のみどり土木部交通対策課に取材し、問題の背景を明らかにし、対応を協議しました。以下は取材した内容をもとにした記述となります。
そもそも、信号機を設置するなどは、地元の警察署の管轄。ですが、新宿区として信号機の設置を警察署に要請することはできます。信号機の設置には警視庁が公開している基準があります。具体的には1時間に300台の車が通る交通量があるかが、その第一となります。そもそも、住民の要望にしたががってすべての信号機を設置していたら、いくら税金があっても足りませんし、信号機を設置しすぎるとかえって、交通事故が発生することもあるらしいです。例えば、1時間に300台の交通量がないと、かえって信号無視する歩行者が増える、などの統計に基づいているらしいです。詳細はこちらをご覧ください→https://keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/doro/singoukisetchi/singoukisetchi.html
そこで、私の区議会議員としての要望を受けて、警察へ新宿区が相談する前提として、街頭の交差点で交通量調査をすることになりました。相談から2週間がたった5月22日に、交通対策課の職員の方がいらっしゃて、交通量調査が実施されました。この日は朝帯だけの調査でしたが、前述の理由により夕方帯・昼帯がこの交差点の危険のピークです。そのことをお話して、後日、別時間帯でも調査を実施することになりました。その結果を受けて、警察との新宿区が面談となり、信号機設置の可否、および他の交通安全対策について協議することとなります。
また、多くの住民が信号機の設置を要望しているにも関わらず、設置されていない背景としては、この交差点の横に、環状4号線という大きな幹線道路が4年後に完成することがあげられます。この幹線道路ができたタイミングで、交通量が増大することが予想されるので、そこで信号機を設置する予定になっているそうです。信号機の設置の前提となる交通量調査を実施されていない理由としては、そのような要望が交通対策課に対しては特になかったからということでした。
交通対策課の課長はじめ、懇切丁寧に住民からの要望に向き合ってくださいました。あらためて、お礼申し上げます。渡辺やすしは、交通量調査を受けて信号機の設置を引き続き求めると同時に、信号機設置への交通量がなかった場合も危険性があることは変わらないので、車のスピードを落とすハンプの設置(https://www.nilim.go.jp/lab/geg/hump/hump.html)や注意書きを喚起する看板の設置などを引き続き、求めていきます。また、進展がありましたら、このホームページで紹介いたします。
渡辺やすしは、随時、新宿区全体の住民相談を受け付けていますので、公式LINEやTwitterのDM、直通電話などからお気軽に相談事をお寄せください。