地域活動

西富久町会に入会しました。新宿区議会議員として地域活動を始めた理由とは⁉

20代から50代の現役世代に優しい新宿に!

新宿区議会議員の渡辺やすしです。

 私が現在居住しているマンションがある西富久町会に入会いたしました。通常、区議会議員は、町会や消防団やPTAなど地域密着の活動をしてから、立候補するというのが王道ですが、私は今年1月28日に急遽政治活動を開始し、4月の選挙に当選したため、選挙のための地域活動経験はありませんでした。

 そもそも、プロフィールでも公開していますように、私は京都出身で、18歳の大学進学を期に上京。新宿区にはずっと住んでいましたが、地元の友人などはいないため町内会活動に参加することはありませんでした。

 多くの候補者がしているように、選挙前に入会することも考えましたが、入会を申し込みませんでした。理由としては、新宿区をいくつもの担当地区に分割して、その地区の代表として選出される国政政党の区議会議員とは異なり、私は無所属での立候補ですので、新宿区中をくまなく回る「新宿区の代表」としての意識が強いため、特定地域の課題のみにコミットすることは政治的スタンスと異なると考えたからです。実際選挙活動期間中は、地元の富久町周辺のスーパーや駅でも演説しましたが、神楽坂、四ツ谷、早稲田、高田馬場、新宿区全域で街頭演説をし、地域の方と対話し、問題発見につとめてきました。(落合地区のみは街頭演説をしていませんが、これは単純に3か月の政治活動期間でも周りきれなかったためです。任期4年中は、落合地区にも街頭演説に伺う予定です)

 では、なぜ、当選後、西富久町会に参加し、地域活動を始めることにしたのか?それは、西富久町会というこれからの町会のモデルケースとなる先進的な町会で、地域活動を通して「参与観察」することで、新宿区全体の地域活動支援につながる政策のタネを発見できると考えたからです。

 そのそも、西富久町会は会員のほぼ全員がマンションの住人であるという、他の町会に比べて異質な町会です。

「スーパーの屋上」に、戸建て住宅が立ち並ぶ!? 都心の超一等地…実は奇跡の再開発

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202203/0015153124.shtml

 こちらの記事にあるように、西富久町は一戸建てに住んでいた地権者の方がアイデアを出しあい、大規模タワーマンションを再開発に協力し、スーパーの上にある人工地盤上の低層戸建、中層の賃貸集合住宅、55階建超高層マンションが同じ敷地内に並ぶ開発が実現された先進的な地域です。従来、西富久町に暮らしていた方は人工地盤上の低層戸建などで地域コミュニティーを維持する一方で、高層マンションには他地域から多くの住民が引っ越してきているという現象が起こっています。この再開発により近隣の富久小学校の生徒数も、5倍以上に増加し、活性した地域となりました。

 西富久町会は、再開発前にこの地域で暮らしていた地域コミュニティーを維持する一方で、高層マンションの下でお祭りなどを開催し、高層マンションに引っ越してきた人々も町会へ呼び込み、従来の住民と新しく引っ越してきた住民の架け橋になることを目指している、先進的な活動を行っています。実際、町会長などの役員も再開発前から暮らしていた住民だけでなく、高層マンションに他地域から引っ越してきた住民もで構成されています。

 これから新宿中でタワーマンションがどんどん増える中、町会などを核とした従来の地域コミュニティーとタワーマンションに引っ越してきた現役世代の新規住人がどのように、協働していくかという論点は西富久町だけでなく、新宿区全体にとって重要なトピックとなってきます。私は先進的な町会である西富久町会のお祭りや防犯対策などの地域活動に実際に参加することで、これからの地域コミュニティーのあるべき姿を考える「政策のタネ」を見つけたいと考えております。同様の問題意識にそって、PTA活動にも今後参加していくつもりです。あらためて、私の入会を認めてくださった西富久町会の方々には感謝申し上げます。

 現役世代に優しい地域の在り方を考えるため、渡辺やすしは地元の地域活動をしっかりと行っていきます。

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