
こんにちは。新宿区議会議員の渡辺やすしです。6月議会では4つの代表質問を行い、前向きな答弁を区長から引き出したので、ご報告します。
質問の詳細についは、過去に政策ブログで解説しているので、リンクを参照してください。
1 自転車交通ルールにおける小1の壁について
質問
自転車の青切符制度導入により、小学校入学前まで認められていた子乗せ自転車が、小学校入学と同時に違反となる可能性があります。共働き家庭やワンオペ家庭では、習い事や買い物の送迎で困るとの声が寄せられています。小学校低学年児童の送迎実態を把握し、実態調査や制度見直しを国や東京都へ求めるべきではないか質問しました。
答弁
区は小学校低学年児童の送迎実態は把握していないと回答。一方で、国家公安委員会が制度見直しの検討を進めていることを紹介し、今後、特別区の担当者会議で制度や子育て世帯への影響について意見交換を行う考えを示しました。
2.数字上は足りているのに、実際は使えないことが多い病児保育事業について
質問
病児保育は計画上の定員数を上回っている一方、利用希望者を令和5年度410件、令和6年度185件、令和7年度225件断っていることが判明しました。病児保育で重要なのは必要な日に利用できることです。供給体制の見直しや、空き状況をスマホで確認・予約できる仕組みの導入を求めました。
答弁
区は感染症対策などにより利用を断らざるを得ない状況があることを課題と認識していると答弁。病児保育の供給体制について総合的に検討するとともに、保護者の利便性向上のためICTを活用した空き状況確認や予約システムについて研究していく考えを示しました。
3. ベビーシッター利用支援事業のひとり親・障害児家庭への拡大について
質問
東京都は障害児家庭やひとり親家庭について、ベビーシッター利用助成の上限時間を144時間から288時間へ拡大しました。しかし新宿区は未実施です。私は議会事務局と協力して行った23区調査では、制度利用者の約3人に1人が144時間を超えて利用しており、支援ニーズは明らかです。新宿区も上限時間を288時間へ拡大すべきと提案しました。
答弁
区は利用者数や利用時間の増加を評価する一方、障害福祉サービスやひとり親家庭向け支援制度があるため現時点で拡大予定はないと回答。ただし、23区で一定の利用実績があることは認識し、今後、利用者アンケート等も踏まえながら対応を検討すると答弁しました。
4.民泊における住民票の不正登録リスクについて
質問
民泊利用者が家主の知らないうちに住民票を登録していた事例について取り上げました。居住実態のない住民登録は、特殊詐欺やマネーロンダリングなどへの悪用も懸念されます。実態把握の強化や、民泊オーナー・利用者への注意喚起を求めました。
答弁
区は住民登録は生活の本拠である場所に行うものとの認識を示した上で、より良い調査手法について研究すると答弁。また、民泊物件への住民登録を防ぐ制度について、物件所有者への情報提供を検討するとともに、一時的な宿泊施設には原則住民登録できないことを区ホームページ等で周知していく考えを示しました。
4つの質問とも一定の成果をあげることができました。特に大きな成果は病児保育と、民泊住民登録票リスクです。「実は使えないことが多い」病児保育の課題意識を区長に認めさせ、「病児保育の供給体制について総合的に検討」と「ICTを活用した空き状況確認や予約システムについて研究」という前向きな答弁を引き出しました。「ベビーシッター助成制度のひとり親・障害児家庭への拡大」についても、私が行った23区調査結果について一定の利用状況があることを認識させ、「利用者アンケート等も踏まえながら対応を検討」とあり、次年度以降の拡大に向けて、大きな前進です。「民泊住民票登録リスク」では「施設利用者に対し、一時的宿泊施設には原則住民登録できない旨をホームページ等で周知する」「物件所有者や施設管理者への情報提供も検討する」と私の提案がほぼそのまま受け入れられ、さらに潜在的な不正な登録をあぶりだすための調査についても、「ご提案内容も含め研究していく」と一定程度前向きな答弁を引き出しました。
これからも、渡辺やすしは、新宿区民の皆さまの困りごとを、議会活動を通して、具体的な解決策へと導いていきます。











