こんにちは。新宿区議会議員の渡辺やすしです。
6月22日(日)には都議会議員選挙が行われます。
私が住む新宿選挙区からも定数4人に対し、8人が立候補しています。立候補者は届け出順で、たいら雄大候補(新人・再生への道)、吉住はるお候補(現職・自民党)、おくもとゆり候補(新人・国民民主党)、古城まさお候補(現職・公明党)、大山とも子候補(現職・日本共産党)、弘田としやす候補(新人・再生への道)、宮本せな候補(新人・都民ファーストの会)、三雲たかまさ候補(新人・立憲民主党)が立候補されています。https://go2senkyo.com/local/senkyo/23023/43820?sort=o
私は2年前の新宿区議会議員選挙のときに、国政政党に所属せず当選し、国政政党所属議員と会派を組まず、完全無所属を貫くため、別の選挙においても、国政政党候補を応援しないと有権者の皆さまにお約束しました。今回の都議会議員選挙新宿選挙区の候補者は、全員、国政政党、および都民ファーストの会、再生の道という大きな組織力をもつ国政政党に準ずる政治団体の公認ですから、当初は誰も応援せず、静観するつもりでした。実際に、すべての候補者と応援演説にも入りませんし、支援者にも投票を呼び掛けていません。もちろん、資金やスタッフの提供も一切行っていません。
しかし、支援者の方から、都議選の判断基準としたいので、支持する候補を新宿区議会議員として開示するべきだと助言をいただきました。確かに、新宿区政は東京都政と、重なるところが多く、話題の保育料第一子無償化や、ベビーシッター助成も、新宿区の予算に組み込まれ運用は新宿区ですが、制度のスキームは都だし、予算のほとんどが都からの支出金です。ですから、新宿区選挙からどの候補が当選するかは、大きく新宿区民の生活にも影響を与えます。
そこで、2年前と選挙のときにお約束した政治姿勢を裏切らず、今回、支援者からいただいた助言を勘案し、今回の都議会議員選挙新宿選挙区においては、当選すべき候補ではなく、落選すべきと渡辺やすしが考える候補者を公開することにしました。なお、一個人、一政治家が落選すべきと考える候補者をHPで、公表することは、公職選挙法上、まったく問題がありません。
私は、国民民主党公認のおくもとゆり候補は、今回の都議会議員選挙(新宿選挙区)において落選すべきと考えます。
おくもとゆり候補は、かつて、「万能細胞DNAクリアリングセッション」として癌や認知症に効くと称したセッションを高額でおこなっていた「一般財団法人日本スピリチュアルカウンセリング協会」の理事を務めた過去があり、また自身が代表を務める会社「株式会社LillyAlba」と「一般財団法人日本スピリチュアルカウンセリング協会」と登記上の住所が同じなど、深い関係にあることが推察されます。これらの情報に関しては、弁護士の山口貴志氏が、自身のブログで、具体的な登記などのエビデンスをもとに解説されており、私は信用にたる情報であると判断しました。https://note.com/otakulawyer/n/n5e09ccc6ab25
確かに「一般財団法人日本スピリチュアルカウンセリング協会」には、法令違反がなされていた事実は確認できませんし、現在はおくもとゆり候補は同法人の理事を辞職されています。しかし、過去にエビデンスの乏しい似非医療行為を行い、大田区議会議員を経て、都議会議員候補という公職になった現在に至るまで、過去の活動から考えが変わったことを表明されないという姿勢を私は問題視します。
以上の理由より、多額の予算を使い、1400万人の東京都民の健康に責任を担う東京都の医療政策を審議し、議決する都議会議員として、おくもとゆり候補は不適切であり、落選すべきであると、渡辺やすしは考え、6月22日の投票日を前に表明いたします。
なお、私は、電動キックボード規制に関し、連携して調査をすすめ、「電動キックボード(特定小型原動機付き自転車)およびモペット(原動機付自転車)の在り方を考える超党派議員連盟」でともに活動している、現職の完全無所属の都議会議員である、さんのへあや候補(江東区選出)を支援し、選挙演説を行うなどして応援していることもあわせて表明いたします。https://watanabe-yasushi.tokyo/archives/1348
