未分類

渡辺やすしの2023年感動の外食マイベスト10皿を紹介!

こんにちは。新宿区議会議員の渡辺やすしです。

 年の瀬ということで、今年の外食ベスト10皿を紹介します。私は政治活動を始める前は今と同じTwitterのアカウントで「新宿のなべやす」としてグルメ情報を発信していました。2018年から年の瀬にその時のベスト10皿を発表し続けています。

2018年⇒https://togetter.com/li/1302938

2019年⇒https://togetter.com/li/1448310

2020年⇒https://togetter.com/li/1645211

2021年⇒https://togetter.com/li/1824419

2022年⇒https://togetter.com/li/2029015

 政治家としての私を知った方も多いので、今年は、ベスト10皿を発表する前に、「食」に関する私のスタンスを明らかにしておきます。

 私は政治活動を始める前同様、グルメに関しても、政治家としてのアカウントで発信し続けています。中には、高めの飯を紹介すると批判的なメッセージを匿名で送ってくる人もいます。直接返信していますが、私にとって、働いて自分のお金でハレの飯を食うことは、人生のリズムだし、区議会議員という「労働」を続けていく上で必要不可欠なことです。

 再三、公開しているように、区議会議員の年収は1021万円。高級な飯を食べても食べなくても、仕事をしてもしなくても同じ金額です。価格帯の高い食事を紹介することを批判されても、政治家としてどういうスタンスで娯楽とのバランスをとって仕事しているのかを明かす必要があると私は信じているので、今後も公開していきます。

 なぜ、区議として、自分の感動する皿を明らかにし続けたいのか。それは何を食べているかということが、どういう人間であるか、ということに直結しているからです。

 私的2023年のベスト皿を考えて思ったのは世の中のあらゆる食い物のほとんどは旨いということ。サイゼリアも、ミシュランも、食べログ星四つも、芸能人オススメ店も、私が食べたらほとんど「旨い」て言うと思う。でもその中で、通う店や、ベスト皿を「選ぶ」段階で隠せないこだわり、思想が浮かび上がってくるのです。それは、世の中に単に「旨いもの情報」を求めてる人にとってはノイズでしかありません。

 飯にこだわりを持つ唯一のメリットは、自分がどんなものを食いたいかを考え続けることを通して、どんな風に人生を生きたいかの端緒をつかみ、食うことでそのように人生を規律できることにあります。人がなにかに「異常」にこだわりを持つとき、人生観がでる。私の場合はそれが飯だし、他人の飯に託した人生観にも興味があるわけです。だから、ツィッターやら、街場やらで、飯に異常に興味がある人と仲良くなるし、飯観は違っても、食べ友達して関係が続いてる人もたくさんいます。

 2023年ベスト皿を通し、私の飯に求める「思想」を感じていただき、飯について皆様と語り合う機会があれば幸いです。

 前置きが長くなりましたが、以下、渡辺やすしの2023年マイベスト10皿です。数字は順位ではありません。

(1)祇園又吉のおせち

 

 正月に自宅で過ごすのが久々だから、たぶん20年ぶりのおせち。昔からおせちは仕方なく食べるものだったけど、完全に考えが変わった。全品すべて気合いが入っていて、滅法旨い。「外れ」の品や、チーズとかローストビーフみたいなふざけた品がない。。煮しめや黒豆も想像しているよりずっと旨い「又吉」の味。今年も、このおせちが食べたいから、正月は家にいることにしたぐらい。

(2)丸の内・セザンの蛍烏賊

 蛍烏賊の肝を捨ててパプリカとトマトを入れたやつ。食材を組み合わせる系統の料理は、結局素材はわからなくなって何を食べてるんだかわからないことが多いけど、この皿にはちゃんと蛍烏賊の旨味を際立たせる思想があった。鹿のローストというシンプルな料理を食べたらわかるように、地肩のとんでもない強さもありながら、こういう味の組み合わせがあるのか、という新しい感動を両立させるのが素晴らしい。

(3)三田・コートドールのホワイトアスパラガス

 三田・コートドールのホワイトアスパラガス。コートドールも春夏秋冬通う店の一つだけど、春のアスパラガス、夏の紫蘇と梅干のスープ、冬の青首鴨など、気が抜くと10皿のうち、3皿がしめてしまうかもしれない(笑)。見た目と違って複雑だけど、澄んだ味だ。ハレ飯は単に旨いだけじゃだめだ。作り手の思想をキャッチして、気分が高まるような皿じゃなきゃいけない。

(4)京都・割烹はらだの夏野菜の煮たやつ

 シンプルな皿だけど、野菜一つ一つが出汁によって、それぞれが、野菜が元からもっている旨味が引き出されている。決して華美ではないけど、知っている味の延長線にある、驚きの旨さ。客筋もカウンター全員が、ものがわかってる感じの人しかいないし、「京都の飯を食べたな」と反芻しながら、帰路につくことができる。

(5)牛込柳町・ドゥエリーニュプリュスのステークアッシュ

 

 「赤身肉を一番旨く食べる方法」と店主が言うステークアッシュ。その通りだと私も思う。この店のメインは煮込みを推していて、決してスペシャリテというわけではないけど、今年食べた牛肉の中でベスト。塩と胡椒のシンプルな味付けだけど、牛肉の旨味がただ事ではない。

(6)麻布十番・一平飯店の鳩

 お店を訪問したけど、正直、自分にはあわない皿もある。ただ、この焼いた後燻製をかけた鳩は、すべての皿の中で群を抜いて旨かった。鳩の独特のクセをちゃんと料理の完成度に消化されていて、問答無用で、マイベスト鳩だった。料理の思想が明確で、店主の何が旨いのかという哲学がよくわかる。

(7)台北・原汁排骨大王のスペアリブスープ

 

 地元の人しかいな寺の境内のフードコートという場所の楽しさだけでなく、スープの味として非常に高いレベル。内田真美の台湾ガイドブックで知って訪問したけど、帰国後もスープレシピ本を買って再現しようと奮闘中。

(8)二子玉川・鈴木家のグリーシャ

 パンツェッタを具材にうそっていうほどのペコリーノチーズをかけた鈴木美樹さんらしい、実直な味の皿。前のメッシタ時代から10年以上通っていて、昨年は私の婚礼パーティの料理も作ってもらったけど、この日が過去一だったかも。6人のテーブルを予約して、実直な味の料理を食べながら、ワインを一人一本はあける。こういう会食の時間こそが、人生の醍醐味だと思う。

(9)麻布十番・ぎん香の鮭弁当

 当専門店で、新宿区からでもUberすることができる。子どもが生まれて忙しいときはUberに頼ることも増えたけど、Uber飯の中で初めて正解にたどり着いた気がする。炭で焼いた魚はもちろん、おかずや米も弁当として旨い。弁当の旨さは、作り立ての料理とは違うものが求められる。京都・菱岩のようなご馳走としての弁当とも、のり弁山登りの駅弁としての弁当とも違う、Uberで頼む「少しだけ冷めた」状態で、旨いように設計されている。

(10)銀座・青空の白甘鯛

 青空は。春夏秋冬自腹で通う客単価6万の鮨屋で、私が通う店では一番の高価格。先日ミシュラン三ツ星を取ったけど、客筋が荒れたり予約取れなくなったり不安しかなかった。そんな中、大将の「何も変わらないですよ」という一言や相変わらずの落ち着いた客層に安心した。何より、「さらに旨くなってる!」という驚きがあった。鮨のにぎりもさらなる進化を感じたけど、白甘鯛のお椀。人生ベスト甘鯛で、吸い椀としても今年ベストといえる出来だった。ピンの仕事をしている人が、頂点をとってもさらに進化をし続ける。料理人と政治家とまったく、ジャンルは異なるけど、同じ働く人として大事なことを学んでいる。来年もきちんと働いて、堂々と自腹で通いたいと強く思う。

 2024年も渡辺やすしは旨い飯に感動と癒しをもらいながら、新宿区議会議員として、全力で活動していきます!

ワーカーズコープ職員数水増し事件。第三者委員会での調査で、現場での組織ぐるみの不正&東京本部の幹部が黙認していたことが明らかに!前のページ

それでも「地方議員は不要」と言えない3つの理由【2023年の渡辺やすしの新宿区議としての活動の振り返りとあわせて】次のページ

関連記事

  1. 未分類

    2月20日→2月26日の活動予定

    おはようございます。今週の活動日程です。各地で演説をして、ビラを配り…

  2. 未分類

    西向天神祭礼で人生で初めて神輿を担ぎました!

    こんにちは。新宿区議会議員の渡辺やすしです。 昨日、5月21…

  3. 未分類

    2月13日(月)→2月19日(日)活動予定

    こんにちは。今週の政治活動の日程のご報告です。演説をして、ビ…

ピックアップ記事

  1. 新宿区の住民サービスはあまりにも高齢者偏重です。

最近の記事

PAGE TOP